息子が本格的にサッカーを始めたのは、小学3年生の秋です。それまでは保育園の頃から、家の庭やリビングでボールを蹴って遊び、PKごっこやシュート遊びもよくしていました。負けず嫌いな性格で、カードゲームやボードゲームでも真剣勝負。何度もわざと負けてあげました(笑)。
小学校では休み時間に友達とサッカーを楽しんでいて、ある日、同じクラスの仲良しの友達から「サッカーやろうよ」と誘われました。その子はとても上手で向上心があり、みんなを引っ張るリーダー的存在。保護者から見ても礼儀正しい良い子で、そんな友達に誘われて断る理由はありませんでした。
正直、親としてはまだ少年団に入ることは全く考えていなかったので、少し驚きました。せいぜい高学年ぐらいからかなと思っていたのですが、思いがけず早いスタートとなりました。
最初は1ヶ月の体験期間から始まりました。息子は練習の中で指導者や仲間から褒められ、嬉しくなっていい気分になり、すぐにやる気を見せました(笑)。自然と「続けたい」という流れになり、正式に入団しました。
少年団は、当時は息子の学校ともう1校の児童と一緒に構成されていて、練習は週2回、校庭で行われます。試合は土日のいずれか、または両方に設定されていて、息子の学年は10人程度。新しい友達というより、知っている顔ぶれの中で始められたことも、本人にとっては安心材料だったと思います。
費用は月額6000円程度で、クラブチームに比べて安価。さらに指導者は地域のボランティアや保護者が務めていて、初心者も多く、基本的に自由参加という緩やかな雰囲気です。家計的にも無理なく始められる習い事の一つでした。ただし、後日談として、試合が増えるにつれて移動距離も伸び、交通費がそれなりにかかってきています😆。
保護者の関わりとしては、遠征時の配車や、校庭での試合時にライン引きの手伝いがあります。どちらも任意で強制ではないため、負担感はそれほどありません。ありがたい運営体制だと感じています。
現在小学5年生になった息子は、サッカーを通して少しずつ自信がつき、自己肯定感も高めているようです。仲間との関わりも前向きに楽しんでいます。褒められると嬉しくなってまた頑張る、そんな単純なきっかけが、思った以上に良い循環を生んでいるようです。
これからも家族で応援しながら、サッカーを通じての息子の成長を楽しみにしています。
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